お笑い番組の政治家ネタは日米そう変わらない
大統領予備選という大イベントが今月NYにやってくるということで政治ネタが賑わっています。
民主党の候補ヒラリー・クリントン氏が週末にお膝元のニューヨークに帰って選挙運動をしていたのですが、それが早速、全米一のお笑い番組「SNL(サタデー・ナイト・ライブ)」でネタになっていました。
ヒラリー氏に扮する女お笑い芸人(アメリカではこういう人たちのこともアクトレスと呼んでいますが)が、ニューヨークの地下鉄に乗って庶民アピールするのですが、地下鉄改札口で使用するメトロカードを何度、改札に通してもエラーになってしまうというコント。これがウケて、翌朝のニュース情報番組でも紹介されていたくらいです。
選挙の候補者が庶民アピールをするのは日米一緒ですね。しかし庶民アピールしたつもりが、逆にボロが出てしまうというところもまるで一緒。それでもヒラリー氏はニューヨークの予備選でライバルのバーニー・サンダース氏に勝利すると予想されているようですが、どれくらい票が分かれるのかは注目です。
アメリカめしの驚くべきお値段
ニューヨークのとある空港で、
ちょっと小腹が空いたので、デリで食べ&飲み物を買いました。
これ、414mlボトル入りのオレンジジュースと普通のクロワッサンなんですけど、合計おいくらだと思いますか?
本当にごく普通のオレンジジュース。クロワッサンは大きさはセブンのクロワッサンよりも多少大きめですが、味はむしろセブンの方が美味しいくらいのものです。
これが何と、2つ合わせて8㌦25セント(税込み)! 急激に円高が進んでいる今日でさえ、円換算で894円です。オレンジジュースだけで3ドル99セント(税抜き)ですよ。高過ぎ。空港は全体的に食べ物のお値段がお高めですが、日本の空港ならこんな普通のクロワッサンはせいぜい150円から200円程度ですよね?
アメリカの食べ物はだいたい高くてまずいですが、空港めしは特にぼったくりです。なるべく空港では食べ物を買わず持参するようにしていますが、911以降は飲み物はセキュリティゲート内には持ち込めなくなったので、どうしても買いがち。アメリカは、何かあるごとに一般庶民からお金を搾り取る仕組みをどんどん作っているような気がします。
桜の開花早すぎ問題
関東では桜の満開が発表されましたが、アメリカでももう満開です。
アメリカの桜で有名なのはワシントンDCですが、例年より約1週間、昨年から比べると16日も早く満開になっているそうです。
ワシントンDCだけではありません。アメリカ東海岸では、例年より早く開花している地域が続出しています。フィラデルフィアでも桜まつりが毎年行われているのですが、これが4月中旬に開催予定だというのに3月下旬にはもうピークになってきてしまっているというのです。
異常な暖冬と早い春の到来が桜の開花をかなり早めてしまっているようで、桜まつり主催者は困惑しきりだそうです。
ところで、桜が大好きなのは何も日本人だけではなく、アメリカ人も驚くほど桜ラブとなっています。桜まつりも、アメリカのあらゆる街で開催されているのです。
ワシントンDCはご存知の通りですが、フィラデルフィアでも行われますし、ニューヨークでもブルックリンで4月30日から5月1日に、お隣のニュージャージー州でも4月上旬に開催。米東部では他にジョージア州、バージニア州などでも開催されています。西海岸でも北カリフォルニアで行われていますし、シアトルでは4月22日から24日まで開催されます。
桜はなぜこんなにもアメリカ人までをもを惹きつけるのでしょう。
ちなみに、私はニュージャージー州の桜まつりに行ったことがあるのですが、広い公園に桜の木が多数あって、遊歩道を散策しながら桜を鑑賞できるようになっています。おまつり当日は露店も多数出ていて、本当にお祭りという雰囲気。桜まつりのグッズも多数販売されていて、私もTシャツを買った覚えが……。桜の植木なども売っていましたが、あれが本物だったかは定かではありません。
また日本では花見をしながら酒盛りをしますが、アメリカでは屋外で飲酒するのは禁止です。外国人が日本でお花見をしながら酒宴を開いている人たちを見ると非常に奇異に感じていることでしょう。