今アメリカでは

ニューヨークの裏道にひっそり生息するアルバコーラがアメリカの面白ネタを面白がります。

NYのマーケティング最先端

ニューヨークにいるとマーケティング分野はやはりこちらが進んでいると感じます。

 

 商品やサービスの宣伝手法が実に多彩で、日本ではちょっとお目にかかれないような宣伝形態が見られます。

 

 先日、マンハッタンのミッドタウンを歩いていたら、こんな車が駐まっているのに出くわしました。

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 真っ赤なスポーツカーの屋根の上に大画面のモニターが搭載されていて、そこでCMが延々と流れていたのです。これだけド派手なスポーツカーが通りに駐まっていたら、絶対に目がいきますよね。実際、振り返ってガン見している人がたくさんいました。

 モニターに映っていたのはランニングシューズのCMだったようです。宣伝効果はいかに?

アメリカのマックに驚き

ニューヨークのマクドナルドでは今まさにこれが進んでいます。

 ハイテク化。

 無人化。

 セルフサービス化。

 

 全部の店舗ではありませんが、繁華街にある店ではほぼ確実にセルフオーダーのマシーンが設置されるようになってきているのです。

 

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 この大画面のオーダーマシーンに注文を入力してカードで支払いを済ませれば、あとはカウンターに行って注文したものを受け取るだけ。とても簡単だし、英語があまり得意でない外国人客はスムーズに注文ができるのでそういう意味でも便利ですね。

 アメリカでは今、最低賃金を15ドルにせよという労働者の運動も起こっていてマックで働く人もそうなのですが、マックのようなファストフード店ではマシーンを導入する店舗が増え、カウンター担当の店員さんはほとんど仕事がないのが現状。厨房の人が作ったものを紙袋に入れるかトレーに乗せて渡すだけの、まさに「簡単なお仕事」しかやることがありません。こんな仕事で時給15ドルももらっていいのだろうか、と私なら思っちゃいますね。

 

 

5月19日は

マルコムX氏の誕生日ということで、

 こんな貼り紙がありました。

 

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 この前の記事で触れましたが、アフリカン・アメリカンのヒーロー、マルコムX氏の誕生日の日は、ハーレムの目抜き通り125丁目のお店が数時間の間閉まって、パレードなどのお祝いをしたり関連のフォーラムなどが開催されるようです。街には、彼の写真があちこちに貼られます。

 アメリカ人は、自分たちのヒーローをとても誇らしげに称えますね。日本ではあまりないメンタリティかもしれません。